造園ナビ
エリア別ガイド

岐阜市の生け垣づくり奨励補助金|1mあたりの補助額・ブロック塀撤去・申請の順番

造園ナビ編集部

岐阜市内で、住宅の周りに生け垣をつくりたい、道路沿いのブロック塀を生け垣に替えたいと考えている場合は、一般財団法人岐阜市未来のまちづくり財団の「生け垣づくり奨励補助金」を使える場合があります。

この補助は、工事着手前の確認を受けることが条件で、申請と同じ年度内(最終2月末まで)に完成させる必要があります。本ページでは、岐阜市のページ「民有地緑化の補助制度」、財団のページ「民有地緑化事業について」と「生け垣づくり奨励補助金交付要綱」(2026年11月1日確認)の記載をもとに、基準・金額と業者への依頼の段取りを整理します。

制度の要点

実施一般財団法人岐阜市未来のまちづくり財団(緑化推進事務所)
対象者岐阜市において住宅用地を所有し又は使用する者で、新たに生け垣を設置する者、または公道に面したブロック塀等を取り壊して生け垣を設置する者。1住宅地につき1回限り。販売目的の住宅用地は対象外
生け垣の補助額公道に面した部分は施工延長1mにつき2,000円、それ以外の部分は1mにつき1,500円。合わせて上限30,000円
ブロック塀等の取り壊し公道に面したブロック塀等の取り壊し延長1mにつき7,000円。上限70,000円。生け垣の補助と併用可
基準施工延長5m以上、植栽本数おおむね1m以内に2本以上、樹木の高さ0.6m以上かつ幅0.2m以上
期限申請と同年度内に完成(最終2月末まで)。年度の予算が無くなり次第受付終了
問い合わせ岐阜市未来のまちづくり財団 緑化推進事務所(岐阜公園内、電話 058-262-4787)

出典:岐阜市「民有地緑化の補助制度」、岐阜市未来のまちづくり財団「民有地緑化事業について」「生け垣づくり奨励補助金交付要綱」(2026年11月1日確認)。生け垣設置に要する費用が補助金額算定基準の額に満たないときは、その費用の額が補助金の額になると要綱に定められています。

生け垣の基準と、見積もりで確認する数字

要綱に定められている基準は次のとおりです。いずれも見積書や申請書に数字として表れる項目です。

施工延長5m以上

補助額も延長で計算されるため、公道に面した部分とそれ以外の部分を分けて延長を出してもらいます。

おおむね1m以内に2本以上

植栽本数の基準です。見積書に本数を明記してもらいます。

高さ0.6m以上かつ幅0.2m以上

苗の規格(高さと幅)を見積書に書いてもらうと、基準を満たしているかを確認できます。

樹種の例

要綱では、生け垣の樹種はウバメカシ、カナメモチ、キンモクセイ、サザンカ、サンゴジュ、ツゲ、ヒイラギ、マキ、カイズカイブキ等とされています。

樹種ごとの性質は生垣におすすめの品種、植え付けの手順は生垣を新しく植えるで解説しています。

補助額の計算例

たとえば、公道に面した延長10mのブロック塀を取り壊し、同じ場所に生け垣を10m植える場合を当てはめると、生け垣は2,000円×10mで2万円、ブロック塀の取り壊しは7,000円×10mで7万円となり、合計9万円が目安になります(本ページによる試算です。上限は生け垣3万円、取り壊し7万円で、実際の額は財団の確認で決まります)。

岐阜市には別に、市の「ブロック塀等撤去費補助事業」もありますが、市のページには令和8年度の受付は終了したと掲載されています(2026年11月1日確認)。併用の可否を含め、計画を伝えて財団と市の窓口で確認してください。

申請から補助金の交付まで

要綱に定められている流れは次のとおりです。財団のページでは、補助制度を利用する場合は工事着手前の確認が必要なので、事前に財団へ相談するよう案内されています。

  1. 01

    財団に相談し、交付申請書を出す

    生け垣づくり奨励補助金交付申請書(様式第1号)に、住宅位置図と宅地平面図(生け垣を記入)を添えて提出します。申請書には予定工期と工事予算額、施工方法(業者委託・自主工事)を記入します。

  2. 02

    交付の内定通知を受ける

    財団が内容を審査し、適正と認めた場合に交付内定通知書で通知されます。

  3. 03

    生け垣を施工する

    申請書のとおりに施工します。内容に変更が生じた場合は交付変更申請書を提出します。

  4. 04

    完成後10日以内に完成届を出す

    生け垣づくり完成届(様式第5号)を提出し、財団による工事完了確認を受けます。

  5. 05

    交付決定と補助金の交付

    現地確認で適正と認められると、交付決定通知書で通知され、補助金が交付されます。

業者に見積もりを頼むときに伝えること

補助を申請する予定であること

工事着手前の確認を受けてから施工すること、年度内(最終2月末まで)に完成させる必要があることを最初に伝えます。

公道に面した延長を分けてもらう

公道に面した部分とそれ以外の部分で1mあたりの額が違います。図面と見積書で延長を分けてもらいます。

ブロック塀の取り壊し延長と高さ

申請書にはブロック塀の取り壊しの有無と、高さ・延長を書く欄があります。

苗の規格と本数

高さ0.6m以上・幅0.2m以上、1mに2本以上の基準を確認できるように書いてもらいます。

岐阜で業者を選ぶ際の確認事項は岐阜の造園・庭の手入れ業者、見積書の読み方は見積書の読み方と書面の確認で解説しています。

よくある質問

Q. 公道に面していない場所の生け垣も対象ですか。

A. 対象です。公道に面した部分は施工延長1mにつき2,000円、それ以外の部分は1mにつき1,500円で、合わせて30,000円が上限です。ブロック塀等の取り壊しの補助は、公道に面した部分が対象です。

Q. 自分で植える場合も使えますか。

A. 申請書の施工方法の欄に「業者委託」と「自主工事」があります。自主工事の場合の扱いは、事前に財団へ確認してください。

Q. いつまでに完成させればよいですか。

A. 財団のページでは、申請と同年度内に完成(最終2月末まで)することが条件とされています。年度の予算が無くなり次第、受付は終了します。

Q. 以前この補助を受けた家でも、もう一度使えますか。

A. 要綱では1住宅地につき1回限りとされています。財団のページでも、保存樹等補助金交付事業を除き、それぞれ同一宅地1回限りの利用とされています。

本ページで参照した公式ページ

本文の制度・団体に関する記述は、以下の公式ページの記載にもとづいています(2026年11月1日確認)。最新の内容は、各機関のページにてご確認ください。

関連ページ

補助を使う場合は、業者と着工日を決める前に、岐阜市未来のまちづくり財団 緑化推進事務所へ相談してください。

掲載サービスを比較する

本ページにはPR(広告)を含む場合があります。掲載情報は2026年11月1日時点のものです。