名古屋市のみどりの補助金で生垣をつくる|生垣のみは延長15m以上・1m当たり5千円以内、令和8年度の締切
名古屋市の「みどりの補助金(名古屋市 民有地緑化助成事業)」は、屋上・壁面・空地・駐車場の緑化と、生垣の設置工事を対象とする補助金です。財源は「あいち森と緑づくり税(県民税)」で、市は質・量ともに優れた民有地の緑化工事に助成すると説明しています。
生垣だけを設ける場合は、ほかの緑化とは別の条件と単価が定められています。また、令和8年度の事前相談は11月30日までと案内されており、今から申請を考える場合は日程に余裕がありません。本ページでは、市の公式ページ(更新日 2026年4月21日、2026年11月1日確認)の記載をもとに、生垣設置のみで申請する場合を中心に整理します。
生垣設置のみで申請する場合の要点
| 制度名 | みどりの補助金(名古屋市 民有地緑化助成事業) |
|---|---|
| 延長 | 生垣設置のみの場合は延長15メートル以上。隣地などの複数の緑化工事の延長を合算できる場合がある |
| 接道緑化率 | 生垣設置のみを助成対象とする場合、接道緑化率が60%以上 |
| 助成額 | 助成対象工事費の2分の1以内で、1メートル当たり5千円以内 |
| 助成総額 | 生垣設置のみの場合は3万円以上500万円以下 |
| 対象となる工事費 | 植栽(1〜2年程度で枯れる草花を除く)、植栽基盤、灌水施設、表示板 |
| 令和8年度の日程 | 事前相談は令和8年11月30日まで(窓口相談は予約制)。受付締切は令和8年12月28日(予算がなくなり次第終了)。工事は2月末までに完了し、完了報告書は3月15日までに提出 |
| 問い合わせ | 名古屋市 緑地維持課(電話 052-972-2465) |
出典:名古屋市「みどりの補助金(名古屋市 民有地緑化助成事業)」(2026年11月1日確認)。細かな条件は「みどりの補助金 申請の手引き(令和8年4月版)」で確認するよう案内されています。
令和8年度は事前相談の期限が11月30日です
市のページでは、みどりの補助金の申請を希望する人は令和8年11月30日までに事前相談をするよう求めています。窓口での事前相談は予約制のため、先に電話等で問い合わせてから窓口に行きます。受付日は土日祝日を除く開庁日、受付時間は午前9時から11時30分、午後1時から4時30分です。
本申請の前には事前審査があり、「みどりの補助金 事前審査申込書」に必要書類を添えて連絡する流れです。受付の締切は令和8年12月28日ですが、予算がなくなり次第終了します。緑化工事は交付決定通知書を受け取ってから着手し、当該年度の2月末までに完了させ、完了報告書を3月15日(休庁日の場合は直前の開庁日)までに提出する必要があります。
11月以降に生垣の計画を始める場合、事前相談・事前審査・本申請・交付決定を経てから2月末までに工事を終える日程になります。業者には、着工できるのは交付決定の後であることと、2月末が完了の期限であることを最初に伝えてください。
助成額の考え方
助成金額は、助成対象工事費の2分の1以内で、生垣設置のみの場合は1メートル当たり5千円以内です。延長15メートルの下限で当てはめると、1メートル当たり5千円の上限で7万5千円になります(本ページによる計算です)。
また、生垣設置のみの場合、助成総額は3万円以上と定められています。工事費の2分の1が3万円に届かない小規模な計画は、この下限を満たさないことになります。
灌水施設
原則として、助成対象となる緑化面積100平方メートル当たり1か所以上の灌水施設の設置(または既に設置されていること)が必要とされています。生垣のみの場合の扱いは、手引きか緑地維持課で確認します。
表示板
助成を受けたことを示す表示板を1か所以上設置する必要があります。表示板の費用も助成の対象となる工事費に含まれます。
維持保全と状況報告
助成対象の緑化施設を良好に維持保全し、一定の年数が経過した後に状況を報告する必要があります。
手続きの順序と様式
市のページに掲載されている様式を、手続きの順に並べると次のとおりです。申請にあたっては最新の様式をダウンロードするよう案内されています。
- 01
事前相談(予約制)
令和8年度は11月30日までです。
- 02
事前審査の申し込み
みどりの補助金 事前審査申込書に必要書類を添えて連絡します。
- 03
交付申請
緑化助成金交付申請書、事業費内訳明細書、表示板の構造図などを提出します。NICE GREEN関係の書類が必要かどうかは、申請の手引きで確認します(生垣設置のみの場合は、NICE GREENの評価の条件から除かれると記載されています)。
- 04
交付決定の後に工事
交付決定通知書を受け取ってから着手し、2月末までに完了させます。内容を変更する場合は変更承認申請書を提出します。
- 05
完了報告と請求
緑化助成事業完了報告書を3月15日までに提出し、緑化助成金請求書を提出します。
- 06
状況報告
一定の年数が経過した後、緑化助成対象緑化施設状況報告書で状況を報告します。
業者に依頼するときの確認事項
延長15m以上・接道緑化率60%以上を満たす計画か
道路に面した部分のうちどれだけを生垣にするかで接道緑化率が決まります。現地調査の際に、道路に接する長さと生垣の延長を図面で示してもらいます。
事業費内訳明細書に合う見積書
申請には事業費内訳明細書を提出します。植栽・植栽基盤・灌水施設・表示板の区分が分かる見積書にしてもらうと、転記が容易です。
2月末までに施工できるか
交付決定の時期によっては、工事の期間が短くなります。年明けの着工でも2月末までに終えられるかを確認します。
紹介型か自社施工型か
窓口と施工者が分かれる紹介型のサービスでは、申請書類に関わる見積書や図面を誰が作るのかを確認します。
自社施工型と紹介型の見分け方は名古屋の造園・庭の手入れ業者、生垣の植え付けの考え方は生垣を新しく植えるで解説しています。
よくある質問
Q. 延長が15mに満たない生垣は対象になりませんか。
A. 市のページでは、助成対象が生垣設置のみの場合は延長15メートル以上が必要とされています。隣地などの複数の緑化工事の延長を合算できる場合があるとも記載されているため、該当しそうな場合は緑地維持課に相談してください。
Q. 今年度の申請はまだ間に合いますか。
A. 令和8年度の受付締切は令和8年12月28日で、予算がなくなり次第終了します。申請を希望する場合は令和8年11月30日までに事前相談をするよう案内されています(2026年11月1日確認)。最新の受付状況は緑地維持課にご確認ください。
Q. 高い庭木を植える場合、全額が対象になりますか。
A. 大径木、仕立もの、品種もの等の高額な樹木は、助成の対象額として計上できる樹木単価に上限があり、高さ4メートル以上は1本当たり15万円、4メートル未満は1本当たり6万円(いずれも植付手間・運搬費を含む)とされています。
Q. 工事を先に始めてもよいですか。
A. 緑化工事が未着手であることが条件で、交付決定通知書を受け取った後に着手すると記載されています。
本ページで参照した公式ページ
本文の制度・団体に関する記述は、以下の公式ページの記載にもとづいています(2026年11月1日確認)。最新の内容は、各機関のページにてご確認ください。
関連ページ
みどりの補助金を使う場合は、業者の日程を決める前に名古屋市緑地維持課へ事前相談の予約をしてください。
掲載サービスを比較する本ページにはPR(広告)を含む場合があります。掲載情報は2026年11月1日時点のものです。