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相模原市の生垣設置奨励金|1m当たり5,000円(戸建は上限10万円)の条件と、工事前の申請の流れ

造園ナビ編集部

相模原市のページ「生垣設置助成事業」(最終更新日 令和8年2月3日)では、生垣の設置に奨励金を交付していること、詳しくは公益財団法人相模原市まち・みどり公社のホームページを見るよう案内されています。申請と問い合わせの窓口は公社のみどり推進課です。

奨励金は、工事に着手する前に申請し、交付決定の通知を受けてから工事を行う流れです。本ページでは、公社の「生垣設置奨励金交付申請の手引き」(2026年11月1日確認)をもとに、業者に依頼する前に確認しておく事項を整理します。

制度の要点

実施公益財団法人相模原市まち・みどり公社(生垣設置奨励金)
対象区域市街化区域および用途地域内の戸建住宅(店舗併用住宅を含む)または共同住宅の敷地で、国・県・市の道路に面した部分
道路の条件幅4m以上の公道に接している、または建築基準法第42条2項の道路で、道路の中心線から水平距離2m以上離れていること
生垣の条件延長3m以上。樹木の高さはおおむね90cm以上、1mにつき2本または3本を基本。丸太・竹・杭等の補助材料を用いて列植
戸建住宅(店舗併用住宅を含む)1m当たり5,000円。奨励金限度額100,000円
共同住宅20mまで1m当たり5,000円、20mを超える部分は1m当たり2,500円。限度額300,000円
主な基準新規の設置で工事着手前であること。過去に同一住所で交付を受けていないこと。設置後5年間良好な管理を行うこと。市民税を完納していること
問い合わせ相模原市まち・みどり公社 みどり推進課(電話 042-751-6624)

出典:(公財)相模原市まち・みどり公社「生垣設置奨励金交付申請の手引き」、同「みどりのまちづくり奨励金」ページ、相模原市「生垣設置助成事業」(2026年11月1日確認)。奨励金は予算の範囲内で交付されます。

樹種は公社の推奨から選ぶのが原則です

手引きでは、樹木の種類は生垣に適した樹種で、原則として公社が推奨するものとしています。別紙には、花が楽しめる生垣、葉や実が楽しめる生垣、中低生垣、高生垣に分けて推奨樹種が挙げられています。高生垣の例はイヌマキ、カシ類、マテバシイ、モチノキです。

注意書きとして、カナメモチ類(レッドロビンなど)は、市内ではゴマ色斑点病が多く耐久性に問題があるため推奨しない、と明記されています。生垣用として広く使われる樹種のため、業者の提案にレッドロビンが含まれていた場合は、この点を伝えて樹種を相談します。

手引きには、樹種の選定には土壌条件や日照条件など、生垣を設ける場所の環境への配慮が必要とも書かれています。例として、イヌツゲは2〜3本/m・刈り込みは5、7、9月、イヌマキは2本/m・6、9月などの目安が示されています。

対象にならない場合

販売を目的とした住宅用地

販売を目的として所有または管理する住宅用地に設置する場合は対象外です。

法令や条例で緑化を求められている場合

法令・条例等で緑化施設の設置を求められる行為を行う人は対象外です(求められる面積を超えて行う部分を除く)。開発事業基準条例に規定する開発行為・建築事業により設置する場合も対象外です。

道路の新設・改良による移転補償

公道等の新設または改良による移転補償にかかわるものを設置する場合は対象外です。

フェンスの内側に設ける場合の条件

棚や金網フェンス等の内側に設置する場合は、透過性が十分確保され、植栽面からフェンス等の基礎部分の高さが60cm以下であることが求められます。

申請から奨励金の受け取りまで

手引きの「申請の手続きの流れ」は8つの段階に分かれています。業者が工事を行うのは4番目です。書類審査に2週間程度かかるため、工事予定期間は審査日数を考慮して設定するよう案内されています。

  1. 01

    工事着手前に問い合わせる

    公社が制度の説明や相談に応じます。

  2. 02

    交付申請書を提出する

    生垣設置奨励金交付申請書(第1号様式)、設置場所の案内図、工事着手前の写真、植栽平面図、市民税の完納を確認できる書類、土地所有者の承諾書等(所有者が異なる場合)を提出します。

  3. 03

    交付決定通知書を受け取る

    書類の内容が審査され、奨励金の適用の可否が決まります。

  4. 04

    工事を行う

    交付決定の後に工事をします。

  5. 05

    生垣工事完了報告書を提出する

    完了報告書(第4号様式)、設置した箇所の写真、生垣設置工事の領収書の写しを提出します。

  6. 06

    交付金額決定通知書を受け取る

    完了報告書の審査と現地確認を経て、奨励金の交付額が決まります。

  7. 07

    交付請求書を提出する

    生垣設置奨励金交付請求書を提出します。

  8. 08

    奨励金を受け取る

    奨励金が交付されます。

業者に依頼するときの確認事項

植栽平面図を誰が描くか

申請には植栽平面図が必要です。業者に作成を頼めるか、見積もりに含まれるかを確認します。

苗の高さと本数

高さおおむね90cm以上、1mにつき2本または3本が基本です。見積書に苗の規格と本数を書いてもらいます。

補助材料(丸太・竹・杭等)を含めた見積もり

手引きでは、補助材料を用いて列植した垣根を対象としています。支柱や竹垣の費用が見積もりに含まれているかを確認します。

設置後5年間の管理

交付基準に、設置後5年間良好な管理を行うことが含まれています。刈り込みを依頼する場合は、年間の頼み方もあわせて相談します。

相模原で業者を探す際の確認事項は相模原の造園・庭の手入れ業者、生垣の刈り込みは生垣の手入れで解説しています。

よくある質問

Q. すでに植えてある生垣は対象になりますか。

A. 公社のページには、すでに設置されているものは対象外と記載されています。奨励金を受けるには、必ず生垣を設置する前に申請する必要があります。

Q. 家の前の道路が狭いのですが、対象になりますか。

A. 幅4m以上の公道に接しているか、建築基準法第42条2項に規定する道路で、道路の中心線から水平距離2m以上離れている必要があります。該当するかどうかは公社のみどり推進課にご確認ください。

Q. レッドロビンで生垣をつくってもよいですか。

A. 手引きの推奨樹種の別紙で、カナメモチ類(レッドロビンなど)は市内でゴマ色斑点病が多く耐久性に問題があるため推奨しないとされています。樹種は原則として公社の推奨するものとされているため、計画の段階で相談してください。

Q. 市民税の完納はどの年度で確認されますか。

A. 手引きでは、個人の場合、申請日が4月1日から11月30日なら前年度、12月1日から3月31日なら今年度の税で確認するとされています。法人は直近の年度です。

本ページで参照した公式ページ

本文の制度・団体に関する記述は、以下の公式ページの記載にもとづいています(2026年11月1日確認)。最新の内容は、各機関のページにてご確認ください。

関連ページ

奨励金を使う場合は、工事に着手する前に相模原市まち・みどり公社へ申請してください。

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本ページにはPR(広告)を含む場合があります。掲載情報は2026年11月1日時点のものです。