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さいたま市の生け垣助成|公園緑地協会の助成額(1m当たり2万円・上限20万円)と対象地域・申請書類

造園ナビ編集部

さいたま市のページ「生け垣助成制度」では、居住する住宅の道路に接する部分に新たに生け垣をつくる人へ、公益財団法人さいたま市公園緑地協会が費用の一部を助成していると案内されています。協会では、屋上緑化・壁面緑化・沿道緑化とあわせて「みどりの街並みづくり助成」として運用しています。

対象になる地域が限られていること、申請した年度内に工事を終える必要があることが、業者との段取りに関わります。本ページでは、協会の「みどりの街並みづくり助成制度のご案内」(2026年11月1日確認)をもとに、生け垣に関する部分を整理します。

制度の要点(生け垣緑化)

実施公益財団法人さいたま市公園緑地協会(みどりの街並みづくり助成)
対象地域さいたま市内の市街化区域、および駅周辺(駅を中心とした半径500mの範囲)で、建築物と公衆用道路に面する敷地
対象者自己の住居の用に供する住宅の敷地に生け垣を設置する人(併用住宅は、自己の住居部分の床面積が全体の2分の1以上)
助成額(1)生け垣の延長×2万円+既存塀の撤去延長×1万円、(2)実際の経費の2分の1、のうち低い額。生け垣の上限20万円、塀撤去の上限10万円
対象経費植栽・客土・支柱などの材料費と施工費、石材で作られた既存塀の撤去または改造(60cm以下)の費用
主な条件新たに緑化する場合が対象。申請した年度内に工事が完了するもの。予算の範囲内
維持管理完了後最低5年間は適切な水やりや剪定を行う。5年以内の目的外の改修(撤去など)は返還を求めることがある
申込先公益財団法人さいたま市公園緑地協会 総務部事業課(電話 048-836-5678)

出典:(公財)さいたま市公園緑地協会「みどりの街並みづくり助成制度のご案内」(PDF)、同「緑化推進・助成制度」、さいたま市「生け垣助成制度」(2026年11月1日確認)。千円未満の端数は切り捨てとされています。

生け垣の条件

案内資料に示された生け垣緑化の条件は次のとおりです。道路の幅や高低差など、敷地の状態によって満たせない条件もあるため、業者の現地確認の前に目を通しておきます。

総延長2m以上、1mに2本以上

生け垣の総延長が2m以上で、高さ60cm以上3m未満の樹木を1mに2本以上植えることが条件です。生け垣の形に維持できる植物を、葉が触れ合う程度に列植します。バラなど有刺植物は対象外です。

接する道路の条件

幅4m以上、または道路中心線から住居敷地までの距離が2m以上ある公衆用道路と接し、その道路から容易に見えることが求められています。

フェンスやブロックの高さ

フェンス等の遮蔽物(助成対象外)を併設する場合は高さ1.2m以下、ブロックを積み上げる場合は敷地面から60cm以下とされています。

敷地と道路の高低差

道路の地盤面と敷地内の地盤面の高低差が1m以内で、土留等の構造物がある場合は道路の地盤面から1.5m以内であることが条件です。

高さ60cm以上の苗を1mに2本以上植える計画の立て方は生垣を新しく植えるで解説しています。

助成額の計算と、対象外になる場合

助成額は、「生け垣の延長(m)×2万円+既存塀の撤去延長(m)×1万円」と「実際に生け垣緑化にかかった経費の2分の1」を比べた低い額です。設置費用が1m当たり2万円、撤去費用が1m当たり1万円に満たない場合はその金額で計算されます。上限は生け垣が20万円、塀撤去が10万円です。

たとえば、延長8mの生け垣に経費が24万円かかった場合、延長による額は16万円、経費の2分の1は12万円となり、低いほうの12万円が目安になります(本ページによる試算です)。

今ある緑を撤去して植え直す場合

現在緑化している部分を撤去して新たに緑化する場合は、助成の対象外と記載されています。

市税を滞納している場合

さいたま市の市税を滞納している人は対象外です。申請時には納税証明書(非課税の場合は非課税証明書)の提出が求められます。

過去に同じ敷地で助成を受けた場合

過去に同じ敷地内でこの助成を受けたことがある人は対象外です。

申請時と完成時に提出する書類

案内資料では、まず事前相談をしたうえで、必ず緑化工事の着手前に申請書類を提出するよう求めています。工事の着工後の申請は対象になりません。

  1. 01

    事前相談

    公園緑地協会の総務部事業課に、場所と計画を伝えて相談します。

  2. 02

    着手前の申請

    交付申請書(様式第1号)、宣誓書(様式第2号)、経費の根拠となる見積書、緑化関係の計画図面、現況写真、納税証明書を提出します。申請手続きを業者等に代行してもらう場合は委任状が必要です。

  3. 03

    年度内に工事を完了

    申請した年度内に緑化工事が完了するものが対象です。

  4. 04

    完成時の提出

    実績報告書(様式第8号)、請求書と領収書の写し、どのような緑化を行ったかが分かる平面図など、施工中と完成後の写真を提出します。

  5. 05

    助成金の請求

    協会のページには、交付請求書(様式第10号)の様式が掲載されています。

業者に依頼するときの確認事項

申請の代行を頼むかどうか

業者等が申請手続きを代行する場合は委任状が必要と明記されています。代行を頼むかどうか、頼む場合の費用を見積もりの段階で確認します。

施工中の写真を撮ってもらう

完成時の書類には、完成後だけでなく施工中の写真も含まれます。工事当日に業者に撮影を頼むか、自分で撮影するかを決めておきます。

塀の撤去と生け垣を分けた見積書

生け垣と塀撤去で単価と上限が異なるため、項目と延長を分けて書いてもらいます。併設するフェンス等は助成対象外です。

年度内に終わる日程か

年度をまたぐと対象から外れるため、年明け以降の申請では特に、3月までに工事を終えられるかを確認します。

作業日の近隣への配慮と段取りはさいたまの造園・庭の手入れ業者、完了後の刈り込みは生垣の手入れで解説しています。

よくある質問

Q. 市内ならどこでも対象になりますか。

A. 案内資料では、助成の対象となる地域を、さいたま市内の市街化区域および駅周辺(駅を中心とした半径500mの範囲)としています。お住まいの場所が該当するかは、協会の総務部事業課にご確認ください。

Q. 生け垣の前にフェンスを付けたいのですが、対象になりますか。

A. フェンス等の遮蔽物は助成の対象外で、併設する場合は高さ1.2m以下とされています。ブロックを積み上げる場合は敷地面から60cm以下です。

Q. 助成を受けた後に生け垣をやめることはできますか。

A. 完了後最低5年間は適切な水やりや剪定を行うよう求められており、5年以内に目的外の改修(撤去など)を行った場合は、助成金の返還を求めることがあると記載されています。

Q. 沿道に木を植える場合の助成もありますか。

A. 同じ制度の中に沿道緑化助成があり、高木または中木を1敷地に2本以上植える場合などを対象としています。条件と金額は生け垣とは別に定められているため、案内資料でご確認ください。

本ページで参照した公式ページ

本文の制度・団体に関する記述は、以下の公式ページの記載にもとづいています(2026年11月1日確認)。最新の内容は、各機関のページにてご確認ください。

関連ページ

助成を使う場合は、工事の前にさいたま市公園緑地協会へ相談し、着手前に申請してください。

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本ページにはPR(広告)を含む場合があります。掲載情報は2026年11月1日時点のものです。