庭のデザインを依頼するには|依頼先の選び方・流れ・費用
庭のデザインの依頼先(造園工事業者・外構業者・比較サービス)と依頼の流れ、業者を選ぶときに確認する建設業許可・資格を解説します。
要点
庭のデザインは、造園工事業者や外構(エクステリア)業者に、設計から施工まで依頼できます。複数社のプランを比べたい場合は、一括見積もりサービスや専門家の検索サイトを利用する方法もあります。工事1件の請負代金が500万円(税込)以上になる場合は、建設業の許可を受けた業者でなければ請け負えません。
1庭のデザインの依頼先
庭園の築造は、建設業法の業種区分で「造園工事」にあたります。国土交通省の区分では、整地・樹木の植栽・景石のすえ付けなどにより庭園や緑地を築造する工事とされ、植栽工事・景石工事・園路工事・水景工事などが例として挙げられています。植栽や石組みが中心のデザインは造園工事業者、門まわり・フェンス・舗装などの構造物が中心のデザインは外構(エクステリア)業者が主な依頼先です。複数社の提案を比べる場合は、外構業者にデザインプランと見積もりを一括で依頼できるサービス(タウンライフエクステリアなど)や、庭づくり・外構の専門家を地域から探せるサイト(Houzzなど)を利用できます。
2専門家への依頼手順
1. イメージ収集(雑誌・Webの事例写真)→ 2. 予算設定 → 3. 業者探し・相談 → 4. 現地調査・設計 → 5. 見積もり確認 → 6. 契約・工事開始
3依頼先を選ぶときに確認すること
建築一式工事以外の工事は、1件の請負代金が500万円(消費税込み)未満であれば「軽微な建設工事」として建設業の許可がなくても請け負えます。500万円以上になる庭工事を依頼する場合は、造園工事業などの許可を受けているかを確認します。施工の技術を示す国家資格には、造園施工管理技士(全国建設研修センターが技術検定を実施)と、造園技能士(職業能力開発促進法に基づく技能検定)があります。計画・設計の資格としては、ランドスケープコンサルタンツ協会が認定する登録ランドスケープアーキテクト(RLA)があります。
4庭のデザイン費用
庭のデザイン・施工の費用は、庭の広さや工事の内容で大きく変わります。金額は業者の見積もりで確認してください。
5造園家とエクステリア業者の違い
造園家は植栽・自然素材を得意とし、エクステリア業者はウッドデッキ・フェンス・舗装などの構造物を得意とします。両方を含む総合的な工事は、造園業者に依頼すると円滑に進められます。
専門家のアドバイス
- 事前にイメージ写真を複数枚用意すると、打ち合わせを円滑に進められる
- 予算の上限を明確に伝えてから設計してもらう
- 施工事例が豊富な業者を選ぶと、仕上がりを想定しやすい
- 複数業者の設計プランを比較検討する
- 完成後のメンテナンス費用も含めて総費用を計算する
よくある質問
Q庭のデザインはどこに依頼すればよいですか?
A植栽や石組みが中心なら造園工事業者、門まわり・フェンス・舗装などの構造物が中心なら外構(エクステリア)業者が主な依頼先です。複数社のプランを比べたい場合は、一括見積もりサービスや専門家の検索サイトを利用できます。
Q業者に建設業の許可は必要ですか?
A建築一式工事以外の工事は、1件の請負代金が500万円(消費税込み)未満であれば許可がなくても請け負えます。500万円以上になる場合は、造園工事業などの許可を受けた業者に依頼します(国土交通省「建設業の許可とは」)。
Qガーデニング初心者でもプロに依頼できますか?
Aはい、依頼できます。専門家がヒアリングを通じて要望に沿ったプランを提案するため、専門知識は必要ありません。
Q庭のリフォームにかかる工期はどのくらいですか?
A小規模なら1〜2週間、中規模なら1〜2か月、大規模リフォームは3〜6か月程度が目安です。
Q後悔しない庭づくりのコツはありますか?
Aライフスタイル(庭の使い方・維持管理の手間)を考慮した設計にすることが重要です。使用しない設備に予算をかけないことをおすすめします。